木枠で作られた木箱・すかし木枠

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木箱の構造にもさまざまな種類がありますが、木枠で作られたもの・すかし木枠があります。名前の通り、木枠同士の間に隙間を作りながら組み立てられているものです。密閉木箱は中が見えないほど覆っていますが、こちらは隙間があるのが特徴です。中がそのまま見えている状態になっているので、箱を積み上げた時にもすぐに中身を確認することができます。そのため、主に国内の輸送に使われています。内容については、機械の設備や工作機械などの梱包で、運んでいることが多いそうです。隙間があいていれば中身は分かりやすいですが、雨や風が直で入り込んでしまうのがデメリットです。また、隙間があるということはあまり重い物を運ぶこともできません。ダンボールでは運べない程度の重さで雨などにも強いというものでしたら、こちらのすかし木枠は適しているでしょう。